最近このような記事を目にしました。
「お医者さんは、なぜタメ口の人が多いのか?」
確かに言われてみればそのように感じますが、タメ口が原因で医者と患者がもめているのを見たことは、少なくとも筆者はありません。このタメ口ですが、どうやら意図的に使っている方と、自分でも気づかないで使っているいる方がいるようなのです。
お医者さんがタメ口を使う理由としましては、患者さんの緊張をほぐしたいとか、親密度を上げたいなどの理由から、意図的に発している場合が多いのだそうです。
例えば、お年寄りを診察するときに「安心してね、大丈夫だよ」と微笑みながら言われるのと、難しい専門用語と診察内容をバシバシ言われるのとでは、緊張の差に大きな違いが出てきますよね?
緊張すれば、本当はここが痛いと気になっていることも言い出しにくくなる可能性もでてくるのです。
では自分では気づいていないパターンはどうでしょうか。
医者に限らず、タメ口が多い職業はざっくりと言えばお役所勤めの方警察官などイメージしませんか?
どうやら共通点としましては、その手の職業の人にはこちらからタメ口はもちろんこと、積極的に話しかけられないというイメージがあるようです。
どのようなイメージかというと、いわゆる「権力」と言い換えられるでしょう。全ての人に当てはまるわけではありませんが、権力をもつと人は自分にばかり関心が高まり、他人への興味が薄れる傾向があります。
そうなると、自分でも知らずうちに他人に攻撃的であったり、厳しくあったり、自己中心的な思考になってしまうそうです。それを私たちが感じ取り、タメ口を言われてもそれが当たり前のような風潮になっているのですね。
自分を振り返ってみると・・確かに権力を勘違いして周りの人間に接していた時期もありましたね。でも、ある時気づいてそれはそれは後悔しかありません。もう当事者たちに会えることもないので、取り返しがつかないとはまさにといった感じですよ(^_^;)あーまた思い出してしまった。