店長ですー。
先のお話になりますが、シニア世代に入ってきますと、定年退職をむかえたり、子供が自立したり大きな節目が訪れます。ちょっとした仕事や悩みから解消されるということではないので、かなり肩の荷がおりるといった感じではないでしょうか?
せっかく色々なストレスから解消されたのに、ここで心に穴が開いてしまうことも少なくありません。この心の穴が原因でうつ状態に落ちってしまう場合もあります。
退職や子育てで心に穴が開いてしまう様子を、荷おろし症候群と呼ぶそうなのですが、溜め込んでいたストレスが開放されることで、一気に反動で噴出されて引き起こされてしまうようです。
子育ての場合は、空の巣症候群という状態も重なるようです。
大切に育てて気苦労もあったのに、子供は自立すると親の苦労などよそに家を出ていってしまいます。そう考えたときにとてつもない虚しさが生まれてしまう状態が、空の巣症候群です。
定年退職の場合は、その名のとおり退職症候群と呼ばれています。
退職間近となれば長年勤め上げていた会社では、それなりのポジションに落ち着いていることでしょう。それがある日突然関わらなくなってしまうのですから、その虚しさは大きいものです。
さて、これらに対処する方法としては人の心なので、杓子定規で図れるものではないですが、ある程度の対処法はあるようです。
まずはとても簡単なことからはじめましょう。
定年退職にしても子育てにしても、そういった大きな仕事を終えれば虚しさはやってくるものとあらかじめ想定しておくとよいそうです。
また、仕事や子育てに没頭するのではなく、常に自分のストレスを解消できる時間を設けましょう。
既にそれぞれの症候群に陥ってしまっている方もいらっしゃるかと思います。そういった場合、抜け出そうと無理に動けばよけいなストレスを生みかねません。
少しずつ余暇を楽しむために、何かはじめようかな?まずはこれだけやってみようという気持ちで、徐々に心の回復をしていきましょう。