こんにちは、店長です!
じめじめした日が続いていますが、梅雨明けまでもう少しですよ。
さてさて、最近はますますお蕎麦にはまってしまいまして、飽きもせずにほぼ毎日お気に入りのお蕎麦屋さんに足を運んでします。そうとうあのお店には貢献しているほうだと思います(^ ^;)
みなさんは、お蕎麦を食べるときに添えられている「わさび」は付けて食べますか?お蕎麦にわさびはごく普通な組み合わせですが、なぜお蕎麦にわさびなのでしょうか?
私もなぜ?というより、そういうものであの鼻にツン!とくるのがアクセントなんだろうなーくらいしか思っていませんでした。
あとはイメージくらいなもので、お蕎麦の薬味といえば、小皿に刻んだ葱とわさびが添えられていて、ご自由に・・・といった感じですので、逆にそれらが添えられていないと違和感があるくらいです。
かけすぎればもちろん辛くて涙は出ますし、そもそもわさびの風味が勝って、蕎麦の香りは間違いなくかき消されてしまいますよね。
それでも、お蕎麦屋さんによってはまずはわさびを少しお蕎麦につけて、そのまま食べてみてくださいというところもあります。
古い文献にそのわさびが添えられるルーツが記されているようです。
その文献には、どうやら蕎麦の薬味としては大根おろしの搾り汁が適していてさらに、辛味が効いているほうが好まれたそうです。この辛味は例のツーンと鼻を刺激するあの辛味をイメージしてください。
そうなんです、その辛さの代用としてわさびが使われるようになったそうなんです。
大根には消化酵素が含まれていて、それが作用して蕎麦の旨みを引き出しているそうなのですが、あの鼻をツーンとする感じはわさびで確かに代用できていると思います。
わさびを付けるか否かは全く個人の好みですが、蕎麦の旨みを引き出すバランス
を考えながら、自分好みでトッピングしたいものですね。