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大根役者?


最近は飲んだ後や、食べすぎた後などにお腹を壊したり、胸焼けがひどかった
りと美味しいものを食べても、その後が不快になってしまってはなんだかなー
といった感じです。

そんな私に知人が紹介してくれたのが、「大根」を食べようということでした。

大根は日本人にとってはとても身近な食材ですよね。
スーパーでも1本100円くらいからとリーズナブルでありながら、だんだんと食卓から消えていっているとも言われているようです。

古来より食されてきた大根ですが実は日本原産ではないのですが、おろしや煮物、漬物といった食文化に活用されて日本人にとっては欠かせない伝統的な食材になっていった経緯があります。

俗に言う「大根役者」という呼び方ですが、大根には、消化酵素でのジアスターゼなるものが多く含まれていて、様々な胃の不調に作用してくれるみたいです。
つまり食べてもまずあたらない・・・ということに引っ掛けた言葉なんですね。

また、大根は全体の94%が水分という割合で、ビタミンB群、ビタミンC、
カルシウム・カリウム・鉄分などのミネラルを豊富に含んでいます。

胃もたれ、胃酸過多、炎症を抑える殺菌作用などは、大根の辛味成分の中に多く含まれていて、大根おろしはとんかつなどの揚げ物や、さんまの塩焼きなどに添えられていますよね?

あれは風味を引き立てるだけではなく、脂っこいものを食べた後の胃の不快感を和らげる効果も期待できるのです。

鼻にツンとくることもあるので、生で食べるということは避けていましたが、
野菜スティックにして気分をかえるとか工夫して今では余裕で生のままいけるようになりました。

このように改めて「大根」のルーツから健康食材の価値を考えると、食べる万能薬でありながら手軽に手に入れられて、調理方法も豊富にあるというすばらしい食材といえるでしょう。

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