チャットルームLowrysStyleの佐藤です。
先日は四国一周編ドライブ＆キャンプ計画で、四万十川・・・らしい川の河原（実際は違っていまいた）で車がスタックしたまでを書かせていただきました。何とか第一関門を突破して降りてきた道を一気に上がれると思ったのですが・・・ちょっと登ったところでまたスタックします。スタックといいますか、岩盤のような感じで岩が露出していてタイヤが滑って登れない・・・といった感じですね。
タイヤがハマってしまっているわけではないので、岩盤をよければ行けるだろうと思ったのですがその岩盤は道幅のほとんどを占領していてどうしてもその岩盤をクリアするしかないといった状況です。何度も何度もトライしてもダメでこちらの体力も削られてきます。さすがにこれは積んだか？と思って休憩していると一台の車が降りてきます。
もちろん私達がトラブっているのでだいぶ上のほうで車を止めて、とあるご夫婦が降りてきました。私達は当時２２歳だったと記憶していますがその夫婦は３０代半ばといった感じに見えました。大丈夫ですか？って言われたので全く大丈夫ではないことを伝えたところ、どれどれ～ということになり、ここをこうした方が良いとかなんだか慣れた感じで教えてくれます。
そうこうしているうちに少しだけ前進したのですが、またタイヤが滑って行き詰まってしまいます。そのご夫婦はなかなか立ち去ろうとせずにむしろ白熱してきます。落ちている木をつかったり、奥さんに運転させて３人で押してみたりともう汗だくでがんばります。もういい加減悪いのでやめましょう、放って行ってくださいと言ってもまだがんばります。逆にこれで抜け出せなかったらもっと悪いと思い何とか頑張ります。
そんなこんなで４時間くらい経過したところで、ちかくに何か用道具は無いかと道路に出て探しに向かいます。工事現場が見えて長さ５ｍくらいの足場に使うであろう鉄板のようなものを発見します。けっこう重いですが友達と二人で現場まで一生懸命運んだのでした・・・。