チャットルームLowrysStyleの佐藤です。
先日はオーストラリア編で、スキューバダイビングライセンスの取得ツアーに参加して、ツアー3日目の海洋実習に入ったまでを書かせていただきました。海洋実習の場所はグリーン島という珊瑚礁でできた素晴らしい島です。講習はいきなり沖にでるのではなく、午前中は砂浜から水深10mくらいに移動してプール実習の復習をする事から始まります。
講習で入ったポイントは普通の游泳池ではないのでちょっと汚い?感はありましたが、水深が増すにつれてどんどんきれいになっていくのがわかります。そして何より驚いたのが水温が27度?くらいあるらしく、ほぼ温水のような温かさです。これを経験して日本の海で潜るととんでもなく冷たいということがわかります。私は伊豆で夏にダイビングしたのですが、とても冷たかったです。
さて、プール実習で行なったゴーグル、レギュレーターの脱着や中性浮力の練習が始まります。インストラクターが全部で5人くらいいて一人一人チェックしていきます。酸素量もあるのでちゃっちゃっと進んでいきます。ここで事件がおこります。ゴーグルの脱着で一人の女の子がパニックになたのです。これはけっこう危なかったと思いますし、ファンダイブのツアーで水深20mくらいでああなったら本気でやばいんだろうなって思いました。
ゴーグルの水抜きが難しいのですが、その女の子はコンタクトをはめていたので、海水が目に入ったか何だかでパニックになったようなのです。ゴーグルでパニックになると不思議とレギュレータを口から離してしまて、呼吸もできなくなるという最悪のパターンです。そうなると急浮上して海面を目指そうとします。インストラクター2人がかりで必死で押さえつけますが強引に浮上します。中間くらいで必死で捕まえてレギュレーターを加えさせようとしますが暴れてくわえません。
水深10mということだったので、インストラクターはレギュレーターをくわえさせるのをやめて、ゆっくり浮上するようコントロールしはじめます。そんなやりとりを下から見てるもんですから気が気じゃありません。女の子は無事だったのでしょうか・・・