これから暑くなるにつれて、ビールが美味しくなる季節に入ってきました。
夏と言えばビールですが、わたくしは日本酒の冷酒なんかも美味しくいただける季節かと思っています。
酒好きは歳を重ねるにつれて、量よりも一杯一杯をゆっくり味わいたくなると耳にしますが、みなさんはいかがでしょうか?
特に日本酒好きの方は、自分にあった日本酒を探しもとめて色々と試して未だに巡り合えないという方もいるかもしれませんね。でも正直言ってこれだ!って決めた銘柄でも、けっきょくはいろいろと手を出してしますので、ゴールはないような気がしてきました(^ ^;)
最近は色々と迷ってしまいがちですが、日本酒が好きでも、純米吟醸や本醸造など種類がある中で、それぞれの特徴を知っていれば自分にあった日本酒に巡り合える近道になるかもしれません。
「原酒」とは?
原酒は搾った酒を水で割らないもので、アルコール度数が20度程度あるので強いお酒です。少し手に入りづらいお酒かもしれません。
「生貯蔵酒」とは?
生貯蔵酒は、搾った酒を火入れせずにタンクで貯蔵しておきます。そして出荷時に一度だけ火入れを行うお酒です。普通酒は2度火入れする工程があるので、日本酒本来の「風味」が残るのが特徴です。
「純米酒」とは?
米、米麹、水だけを原料として醸造したお酒が「純米酒」と称されるそうです。よく目にする、醸造アルコールというのが入っているとそう名乗れません。
細かく分けますと精米歩合50%以下で「純米大吟醸酒」、精米歩合60%以下「純米吟醸酒」、精米歩合60%以下ですが、原料や製造方法が優れているものを「特別純米酒」と呼びます。
純米酒は米の味が感じられて旨みやコクを堪能できるので、冷酒、常温、燗酒など温度差で風味を変えられる、まさに日本酒好きに愛されるお酒です。
おおまかに以上のように製造工程で種別される日本酒ですが、日本酒度などによって淡麗、辛口、甘口と表情を変えるので知れば知るほど奥が低いですね。
以前、本当に美味しいお酒に巡りあったのですが、なんと年に2回しかでないものらしく・・・それなりのお値段はします。それでも年末くらいには買えたのですが、最近は買えていないので酒屋さんも入手困難らしいのです。