こんにちゅはー。
少し遡ったお話ですが、この記事を書いている次期はちょうど梅雨の時期で、これからどんどん暑くなって夏を迎えていくといったところです。
この次期にしばしば耳にするのが、食中毒騒ぎです。
学校とか、保育園など管理体制の問題なのかやむ得ない要因が重なってしまったからなのか、それでも抵抗力の少ない子供やシニア世代は危険でもあります。
食中毒といっても、ノロウイルスとか腸炎ビブリオ、カンピロバクターなどなど色々とありますが、症状が軽くすむ人と重い人、全く症状が出ない人もいます。
とある米国の研究者たちがハゲタカの消化器官を徹底的に調査しました。
ハゲタカはまさに死肉を食べる荒野の掃除屋とも呼ばれていますが、菌で死ぬということはありません。
ハゲタカは進化の過程で、有毒な菌を殺す強力な腸内菌を有して、とても人では絶えられないその強力な腸内菌と、共存できる個体になったそうなのです。
この研究から人間の体内にも個人差のある腸内環境が形成されていることに一層注目が集まりました。
腸内の善玉菌、ストレス、胃酸の分泌量、体調や年齢、食べ物の鮮度などが代表的な
要因となってくるようです。
例えば、胃酸の分泌量ですが出過ぎても胃潰瘍になってしまいますので、バランスを取ることが大切です。食べ物の鮮度ですが、鮮度が良いことにこしたことはありません。
生卵をごはんにかける人は、まさに鮮度が命です。
もともと菌は存在しているのですが人に害を及ぼす量ではありません。しかし、温かいご飯にかけることで菌が爆発的に増えていってしまうので、お茶碗のなかで放置しないようにしてください。
最新の研究では、血液型がB型の人はある種のノロウィルスにはかからないことが確認されています。しかしノロウィルスにも種類がありますので全くかからないというわけではありません。
このように、まずは自分の体質と腸内環境を知ることからはじめていけば、今日は生ものを控えよう・・・といった対策を考えましょう。